◆◆◆ ロケ地 探訪 ◆◆◆
■東京
隅田川沿い 1 −住友ツインビル−
■戦闘場所 として使用
この日は、朝からあいにくの雨と風でした。
いくつかの路線の運行遅延、運行見合わせが報じられる中
それでも、たけちん様と待ち合わせ、朝っぱらから決行した、ロケ地廻りです A^^;)
最初に訪ねたのは、都心のオフィスビルです。
休日で、雨と風。
それも朝っぱらから。
こんな時間にこんな場所。人がいる訳がありません。
誰もいないのは、写真撮影にとても都合良かったのですが………
なんとなく目立っていたかも A^^;)
誰もいないのに、目立つも何もない?
そうなのですが………ビルの中の警備員さんが、見ていたかも?
ビル入口の軒先では、雨宿りもさせて頂きました。
雨の中でランニングしている人や、犬の散歩の人はいましたが
さすがに、朝から雨宿りしている人と、写真撮ってる人はいなかったナ。
でも、特撮のロケ地に、頻繁になっている………と思われる場所ですから、警備員さんも慣れている………ハズ?
ひっそりとお騒がせいたしました m(__)m
遠景です。
この二つのビルの間がロケ地になります。
こちらは、その二つのビルの間になります。
これを見ただけでも、ピンと来る方、いらっしゃるのでは?
第五幕 兜折神
ここでまず、ヤナスダレと、丈瑠を除くシンケンジャーが闘いを始めました。
シンケンブルーが危うくなったところで、傷だらけになってモヂカラの稽古をしていた丈瑠が登場!
はい、こちらです。
見覚えありますよね(^^)
わかりにくい映像でしたが、まさしくここに黒子ちゃんが陣幕を張り
丈瑠が口上を述べて、変身します♪
彦馬に起こされた時の丈瑠は傷だらけなのに、
ここで変身する丈瑠に傷はありません。
私、思うのですが………彦馬には、癒しのモヂカラあるのでは?
それとも、丈瑠にあるのかな?
その後、ヤナスダレと場所を入れ替えて、
今度は、ヤナスダレがここを背景にして立ちます。
近づいてみると、このような感じです。
この向こうも、オブジェのある広場になっていて、さらに木立の向こうに見えるのは、
隅田川の水面です。
この写真の左側にシンケンレッドが立ち、烈火大斬刀を構えました。
右側にはヤナスダレが立って、なかなか攻撃を仕掛けないシンケンレッドを挑発します。
そして、ちょうど正面あたりに、シンケンジャーの侍たちが膝立ち状態で、控えていました。
考えてみると、殿さまが必死になっているのに
家臣が座って見てるだけ………って
それも、運動会の競技見るみたいに……… A^^;)
「殿〜!!ガンバレー!!」
状態ですよね。
まあ、丈瑠が自分の強さを誇示せねばならぬと思っていた頃ですし
お屋敷で、
「俺がやる!」
と叫んだ後だけに、仕方ないのですけれどね。
でも、御前試合とかじゃないし、負けたら殺されちゃうのだけどなぁ。
まだまだ侍たちも、いろいろと理解できていない頃だったのでしょうね。
シンケンレッドが立っていた場所は、この正面当たりです。
ここで、烈火大斬刀 大筒モード をなんとか発動させて
「お前たち、力を貸せ!」
と、シンケンジャーたちを呼び寄せ、彼らのディスクを大筒にセットして、兜五輪弾を発動。
シンケンレッドが一人兜五輪弾を撃つ後ろに、またしてもシンケンジャーたちは控えていました。
最終兵器を使うのは、格上の殿さまのみ。
殿さまと家臣。
それが顕著に表された幕だった気がします。
そして、この第五幕の最後が、大好きです♪
闘いからの帰り。
彦馬を見た瞬間、気が抜けて、膝が崩れてしまう丈瑠。
お漏らしをしていた幼い丈瑠を思い出しながら、丈瑠を抱きとめ、子供を褒めるように、丈瑠を褒める彦馬。
侍たちには、絶対に入ることのできない、丈瑠と彦馬の深い関係、絆。
その暖かい関係が、とても好きです(^^)
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さて、同じ場所ですが、ここらあたりは
第十一幕 三巴大騒動
最初のシーンで、シンケンジャーがナナシ達と闘っていた場所でもあります。
一部、灰皿が撤去されているのかな?
少しモノがなくなっているようですが、ここで彼らは闘っていました。
こちらの正面の石のベンチ下の隙間が赤く光り、
ドウコクの声が最初に、ここから響いてきました。
さらに、この黒い石張りの真ん中あたりで、
シンケンレッドは、シンケンイエローのシンケンマルと自分のシンケンマル両方を使って
「火炎雷電の舞」を初披露。
この後の三つ巴の闘いで、同じようにシンケンイエローのシンケンマルを使った
二刀流に繋げたと思われます。
技の後には、ツインビルを背負ったシンケンレッドの映像も出てきます。
闘いが終わり、変身を解いた後も、この場にみなが佇みます。
ナナシたちが丈瑠だけを狙っていたのは、何故?戦闘場所に響き渡った、薄気味悪い声は何なのか?
それを考え込む侍たち。
彼らに丈瑠は言います。
「多分………血祭ドウコク」
そう言う丈瑠の心境は、どのようなものだったのでしょう。
ナナシ、アヤカシと来て、遂にドウコクまでもが、その正体を現し始めた。
丈瑠が侍たちを引っ張って行かざるを得ない状況。
でも俺は………
しかし、何も知らない侍たちは、驚きます。
「ドウコクって、敵の総大将!?」
丈瑠率いるシンケンジャーの侍たちが、初めてドウコクを意識した時です。
そして、屋敷に戻れば
「封印の文字」
「命をかけたこの一策」
などが、彦馬の口から明かされた、重要な幕でした。
それを聞く、丈瑠の胸の内を想うと、切なくなります。
「影武者」の妖しい匂いが漂い始めたのも、この頃。
丈瑠の父の死に際と、十七代目当主の死に際の食い違いが、違和感として脳裏に刻み込まれた幕でもありました。
緻密な小林さんの脚本にしては、細部が適当だな………と。適当どころか、そこが伏線だったんですけれどねー。
この幕を見ている時、息子には、素直に言われました。
「おかしくない?先代のシンケンレッドって、丈瑠の父親じゃないんじゃないの?」
この幕も、大好きです。
ところでこの場所は、戦闘場所として、結構何回も使われています。
第三十六幕 加哩侍
この幕で、ソギザライとシンケンジャーが闘った時も、
最初は、埼玉スーパーアリーナで闘っていたのですが
スーパーアリーナが爆発した後、転がってきたのが、
ここ住友ツインビルです………A^^;)
すごいブッ飛ばされ方………ですね(笑)
その後の詳しいことは、隅田川沿い 2 にて、どうぞ。
2011年 秋 撮影
2011.10.22 UP