◆◆◆ ロケ地 探訪 ◆◆◆
■東京
天王洲アイル 周辺 2 −東品川海上公園−
■戦闘からの帰り、彦馬と娘の再会場所 として使用
さて、朝からのロケ地廻り。
時間の問題から、昼食も摂らずに(←おいっA^^;)歩き回っています。
一人で勝手に、飲まず食わずで歩き回るのはいいですけれど、
たけちん様もいるのに、飲まず食わず………その上、休憩なし(電車の中で休憩)で、引っ張り回す私 A^^;)
申し訳ありません。いつも、ご迷惑をおかけしております m(__)m
そういう訳で、ここに来た時は、すでに、おやつの時間を回っていました。
(実はUPしていないロケ地がありますが、写真数が多いので、それはまた今度………)
朝から何も口にしていなかったため
(口にしたのは、『唐辛子の力』だけ!?)
そろそろエネルギー切れを起こしそう。
でも、まだ回るところがあるため、我慢、我慢です。
それでもこの場所は、思い入れのある場所なので、しっかり見て回りました♪
こちらは、天王洲アイル 周辺 1 とは、駅から見て正反対の方向になります。
天王洲公園の、野球場やバスケットボールコートの間を縫って進むと、
やがて目の前に、遊具が点在する芝生の広場と、アイル橋が見えてきます。
このアイル橋の両側が、東品川海上公園。今回の目的地です。
左の方向には、フジテレビ別館も見えます。
アイル橋は、こんな感じです。
なかなかきれいな橋ですよね。
ロケ地廻りは、整備されたスタイリッシュな場所も多いので
建築物や庭園好きには、嬉しいです。
でも、ひたすら歩かなくてはならないし、行った先に該当場所がみつからない場合もあるので
・歩くのが苦にならない
・たったひとつのシーンの背景に立つだけで、嬉しいと感じられる
・最悪、そこがロケ地でなかったとしても、周囲の建物や庭が楽しめる
ような人でないと、結構つらいかも?
いやいや、その前に、大前提。
シンケンジャーが、大好きであること!が一番ですね(^^)
その上、都合によっては、食事も休憩も入れずに歩きまわることもあるし?
(これは、私のプランニングのせいか………)
この橋は、歩行者専用の橋なので、ゆったり気分でした(^^)
歩行者専用の、どうでもいいかも?な橋も、美しい橋にしてくれているのが、嬉しいですね♪
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橋を渡りながら、右手を見ると、
おお!?
どこかで見たような風景が!?
ちなみに、右手後方を振り返るようにして見ると、こちらには水門が見えます。
この写真の右側の風景が、TVでは、彦馬の後ろに映り込んでいました。
この右側の部分に、幼児向けの、ちょっとした遊具があります(^^)
橋を渡りきりそうな場所まで来て、右手のボードウォークをもう一度。
撮影に使っていたのは、まさしくここですね♪
………と思った瞬間に、もうぶわっと、頭の中にあのシーンが………(ToT)
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朝は暴風雨だったのですが
「きっと雨は止んでくれるに違いない」
との祈り(勝手な思い込み?)が通じたのか、
この場所を訪れた時は、薄陽が射していました♪
第三十八幕 対決 鉄砲隊
お話の最後で、丈瑠の粋な計らいにより、
彦馬が、娘さん家族と会えた場所です。
左側に階段がある辺りに、丈瑠と彦馬はいました(^^)
彦馬が丈瑠に、
「殿!帰る方向が違います………」
と言いながら、ふと橋を見上げて、娘さん家族に気付く場所です。
そして、その二人がいた場所から橋を見ると、こんな感じ。
橋の上では、丈瑠から連絡を貰った(実際は黒子ちゃんが連絡した?)娘さん家族が、彦馬を待っていました。
娘さんは小さく
「お父さん」
と呟いた後、彦馬と無言のまま、頷きあいます。
それだけで心が通じる、彦馬と娘さん。
娘さんの旦那さまも事情を理解しているし、孫娘も良い子です。
彦馬の娘さんが、温かい家庭を築いていることも分かります。
孫娘が手を振る様を見る彦馬の表情が切ないです。
この表情は、丈瑠に対してはしないものだろうな、と思います。
血を分けた孫娘と、丈瑠。
比べようもない二者ですが、彦馬にとっては、どちらも大切な存在。
でも、彦馬の中では、全く異なる意味を持つ二人。
丈瑠は本当は、彦馬にとっての孫のような存在になりたかったのかも知れないですね。
志葉家に仕える彦馬と、その家族。
声を掛け合う、挨拶をする………それすらも許されない家族。
どこかの隙間から、外道衆が見ているかも知れません。
大事な人を危険に巻き込まないためには、こうするしかないのです。
大切だからこそ、なにもできない。遠くから見守っているしかない。
でも、さすが彦馬です。
志葉家に住み込みで十何年経った今でも、娘さんの信用を失っていないのですね。
彦馬と亡くなられた奥さまとの絆も、そこから見えてくるようです。
志葉家家臣の模範のような彦馬。
彦馬と娘さんたちとの、家族の絆。
彦馬と丈瑠の、主従の絆。
この質の違い。
それがきっと、幼い丈瑠には、寂しかったのではないかと思います。
少し離れて、彦馬と丈瑠が立っていた場所と橋を同時に見ると、こうなります。
こんな風に、彦馬とその家族を、少し離れて見ることができるようになったから
丈瑠は、彦馬にあんなサプライズができるようになったのですよね。
丈瑠がどんなに強くても、一人で生きていける訳ではないでしょう。
彦馬や、黒子ちゃんたちの世話になりながら、丈瑠は育ってきたのです。
しかし丈瑠が世話になったのは、彦馬や黒子ちゃんたちだけではないのです。
その背後にいる、彼ら志葉家に仕える者たちに暖かい理解を示してくれる、彼らの家族。
その人々がいなければ、やはり志葉家は回って行かない。
………ということもまた、丈瑠は忘れてはいけないのですよね。
そのことに気付けたのも、シンケンジャーメンバーのおかげ。
爺を一人占めしていたくても、それを爺が許してくれるとしても、それでいいのか。
丈瑠のために、いつも我慢をしてくれている爺の家族のことも、考えなくてはならない………
大好きな爺に守られているだけの、箱入り甘えん坊の殿さま………から、
ほんの一歩だけかも知れませんが
脱却できたのが、この日だったのではないでしょうか。
彦馬と丈瑠のそれぞれの想いが込められた、この第三十八幕が、私は大好きです。
このアイル橋のシーン以外にも、三十八幕には素敵なシーンが多いです。
モウギュウバズーカを持ってきてくれた彦馬とシンケンレッドが見つめ合うシーン。
あれはもう本当に、シンケンレッドが丈瑠そのものでした。
シンケンレッドでも、そのマスクの下の、丈瑠の表情が見えるような作り。
だから、シンケンジャーが、たまらなく好きなんですよね。
ところで、先ほども述べましたが、この公園で彦馬は
「殿!帰る方向が違いますぞ」
と言っていました………
実は、当サイトの想定する志葉家のお屋敷の場所は、ここから直線距離で、約1500mほどの場所です。
そうしますとこの公園は、志葉家から、侍たちの早足なら15分、出動となればダッシュ10分以内で、駆け付けられる場所と見ました A^^;)
運河→川→志葉家専用地下水路とかをボートで、となれば、もっと早く行ける場合もあるかも!?
ただ、この場合、ボートは黒子ちゃん手漕ぎとかじゃなく、エンジン付きにして欲しいですけれどね♪
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せっかく来た公園なので、ちょっとぶらぶらしました。
ちなみに、このボードウォークの下は、渚のようになっていて
わかりにくいかも知れませんが、大きな「蟹」もいました。
海水もなかなかきれいで、中に入って遊びたくなる感じ。
もしかしたら、釣りもできそう?
(浅いから無理かな?)
こちらは、遠くから見て
「わーい♪ミッフィみたい♪」
と思った花壇。
みたい………ではなく、まさしく「ミッフィ花壇」でした A^^;)
爺の後ろにも、緑色のミッフィが映っていましたね♪
ミッフィ花壇の横の高いテラスのような場所から、
アイル橋を見ます。
同じく高い場所から、先ほどの
爺たちのいたボードウォークを眺めてみました。
最後に、じゃぶじゃぶ池?
いかにも、じゃぶじゃぶやりたくなりそうな、人口小川ですね。
周りの植栽も素敵で、木のベンチもあり
ゆっくり過ごしたくなる場所でした♪
さあ、それじゃあ、今日の最後のロケ地に向かおうか!
………と思ったら、雨がポツンポツンと、降ってきました。
大好きな丈瑠と彦馬のシーンを、たっぷり堪能できて
とってもラッキーでした♪
2011年 秋 撮影
2011.11.05 UP