◆◆◆ ロケ地 探訪 ◆◆◆
■京都府 太秦
東映太秦映画村 1
■江戸時代の町として使用
シンケンジャーお友達であるたけちん様と、参りました!!
ついに来てしまいましたよ!!
京都は太秦に!!
出張で月に何回も来ることのある京都ですが
はっきり言って今まで、太秦を訪ねるという発想は皆無でした。
しかし「トオリミチ2012 in 神戸」に参加するとなれば
それに伴って行くところは、普通の京都観光であってはならぬ!?
いや………そうじゃなくても良いのですが、
東映特撮ファンならば!!
時代劇ファンならば!!
いつかは行きたい「東映太秦映画村」です。
クリスマスムード漂う京都を後にして、江戸時代へGO!
JR山陰本線に乗ること十六分。京都から五つ目の駅が太秦です。
JRなのでSUICAが使えます。たったの190円!!(^^)/
太秦って京都から遠いと思っていたのですが、
すぐそこじゃないですかーーー!?
駅からは歩いて五分ほど。
電車に乗っている時にも、車窓から撮影風景が見えたりして
ドキドキしちゃいます♪
こちらが個人入村口です。
いきなり、しょぼい感じの漂う入口なんですが………
こういうところに力を入れる気がない………のでしょうね。
団体入村口には「東映城 大手門」なるモノがあるらしいのですが
個人はこちらからなんですね。
入場料は、大人2200円也。
高い!かどうかは考え方次第。
中は結構いろいろあって、一日楽しめる場所です。
私たちは半日しか時間がなかったため
回れない場所だらけで、とても残念でした。
上の写真の建物内には、この映画村で撮影したのであろう
映画のポスターがいっぱい貼られています。
そうか、あれもこれもここで撮影したのだ………と感慨深いです。
入口の建物を抜けた所から、続く小路に並ぶ建物群です。
番所ですね。
こちらは廻船問屋。
実は、道路はアスファルト。
向こう側に行って、江戸時代のお蕎麦屋さんの真似ができます A^^;)
他にも、子連れ狼になれる!?顔だし看板とかあります。
さらに、手配書もあれば
お地蔵さんもあります。
これらはみんな、撮影に必要な時には、ここから移動するようですね。
ようするに、ここは保管場所も兼ねて展示している………と。
単なる遊園地ではなく、本当の撮影所なのだということが感じられました。
建物も動かすことができるようです。
全てが野晒しですが、それで風合いを出しているのだろうか A^^;)
振り返ってみると
入口の建物が見えます。
異次元タイムスリップゲートのようですね (^^)
こちらが、東映太秦撮影所の全貌です。
実はコレ、入り口で貰えるマップなのです。
左上の個人入村口から、てくてく歩いて
いかにも撮影所の中だなあという建物群(立ち入り禁止区域)を抜けて
さらには細い一般公道を渡って、
やっとそれらしき場所に辿り着きます。
途中には、
○迷路館
○からくり忍者屋敷
○史上最恐のお化け屋敷
○手裏剣道場
などなど、面白そうな場所が多々あるのですが………
ロケ地探訪なので、まずはロケ地探しをせねば!!
だって、時間がないんですもの(ToT)
そうしたらもう………
さっそく見覚えのある場所に出たものの
映画の撮影にも出くわしてしまいました(ToT)
と言う訳で、立ち入り禁止&迂回しないと先に行けない。
近くにいた方に
「何の撮影ですか?」
と訪ねると
「来年の正月映画ですよ」
と教えて頂けました。
「………えっ?今頃撮影していて、来年お正月に公開ですか!?あと一週間しかないけど?」
と聞く私も間抜けだけどネ。
「………あ、いや、来年じゃない。再来年の正月映画だった A^^;) 千利休の映画ですよ」
とのことでした。
調べてみたら、海老蔵主役の「利休にたずねよ」でしょうか。
やはり時代劇の撮影には欠かせぬ撮影所なのでしょう(^^)
なんだか、意味もなく嬉しくなる♪
ガンバレ!日本の時代劇!!
馬とか、馬に乗った侍とか、
一番目立つ馬には、甲冑を付けた武将とか………
派手な方々がいろいろいました。
さて、この「千利休」の撮影をしていたのは、もらったマップで言えば、
「港町」と言われている場所。
ここは、どこかで見覚えがありませんか?
こちらでーす♪
「侍戦隊シンケンジャー VS ゴーオンジャー 銀幕BANG」
のエンディングで踊っていた場所ですね。
ちなみに上の写真は、パディオス(マップ右下)の
スーパーヒーローランドに飾ってあるものです。
これは、自分で撮影して来た写真だから………UPしていいんですよね A^^;)
しかし、この時の千明が腰に着けているモノって………
熊の毛皮か?
初めて気付いたわ。
実際の場所は、このような感じです。
利休映画を撮影しているため、これ以上奥に行けなかったのですが
手前の柳の向かいの角が、千明と源太が立っている場所でしょう。
千明と源太の後ろに見える建物のうち、右側の建物のみが見えています。
左側の建物は、この写真では見えていません。
しかし、懐かしいなあ(T_T)
ちなみに、この映画データは、こんな感じでパディオスに貼ってあります。
映画公開:2010年1月30日
京都ロケ:2009年10月19、20日
とありますが、一番注目すべきは、赤字で書いてある
VS戦隊シリーズが初の映画村ロケ
であります。
………えっ?
今までのVSシリーズでも江戸時代に行くってありましたが、
あれは映画村で撮影していたのではなかったのでしょうか?
東京からだとワープステーション江戸の方が近いですから
あちらで撮影していたのですかねえ。
それなのに、わざわざ太秦遠征して撮ったシンケンジャー。
Gロッソも、確かシンケンジャーからですし。
シンケンジャーは、いろいろ世界を切り拓いた(^^)ということかな♪
さて、この
「中村座の前で、丈瑠と流ノ介がびっしと決める」
シーンですが
これは、こちらの中村座の前で撮影されたのですね(^^)
こちらの正面から右にかけては、先ほどの利休映画撮影中だったので
行くことができませんでした。
もうひとつ。
シンケンメンバー全員が揃って踊っていた場所。
こちらは、三丁目広場です。
映画の映像にはあまり映っていないと思うのですが
この写真には、丈瑠の挙げている手の部分に、書き割りの江戸城が………A^^;)
というか、あれって冗談なんだろうーなー。
あのお城だけ、如何にも「変」だもの。
こちらが、この撮影場所です。
左前の「武具刀剣」と書かれた看板あたりが、茉子の立っていた場所。
撮影時には、「武具刀剣」屋は「米穀問屋」だったようです。
三年のうちに「米穀問屋」は潰れたのか、商売替えをしたのか A^^;)
左奥の「油問屋」だけは今も健在のようです。
「米穀問屋」の向かいにあった「ちょうちん」屋さんは今もちょうちん屋ですが、
看板が「提燈」になった上に、看板下げる場所も変わっていました(^^)
時代の移り変わりを感じます(←??)
さらに、今、右前に建っている黄土色の壁の家の場所に、源太が立っていました。
撮影時に、この建物はなかったのです。
しかし良く見ると、この黄土色の壁の家………動くと見た。
つまり今でも移動すれば、ここは三年前のエンディングを踊った広場になるんですね。
書き割りのお城をよく見たくて、この通りを奥に向かってみました。
もしかしたら、三年前の書き割りの江戸城は、外壁塗り替え工事したかも………ね?
ところで、向こうの路をなにやら、弁慶(僧兵)みたいな格好の人が歩いています。
映画撮影関係者かも知れませんが、一般人かも知れません。
この映画村には
●扮装写真館
●時代劇扮装の館
などがあり、いろいろな扮装をして村内を歩き回れるのです。
私たちは時間がなくて、そこまでできませんでしたが
そういう方々をたくさん見かけました。
もし余裕を持って行かれる方は、是非、扮装をして遊ぶと
さらに楽しめること、間違いなし!?です。
以下、東映太秦映画村 2 に続きます。
2012年 冬 撮影
2012.12.31 UP