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◆◆  ヘンリー五世@彩の国さいたま芸術劇場 舞台感想 ◆◆ 2019.3.3.日 ◆◆




忘れないうちに、と思って、掲題の件 下の方にUPしました。
(無駄に長いです……)
本日、仙台でのヘンリー五世公演も無事に千穐楽を迎えられたようで、良かったです(^^)


感想の前に……


お話の更新なくて、すみません m(__)m
お話の続きも書いておりますので、そのうち更新したく思っております。

それと、いつもコメントありがとうございます。m(__)m m(__)m m(__)m
本当に、嬉しく嬉しく思っております。
更新再開でも、いろいろコメント頂きました。
ありがとうございます。

頑張って、また書いてまいりますね。


さて、仕事の方ですが、前回書きましたが
『上記開発の一次結果がでまして、かなり良いカンジだったんです。
 もちろん、殆どの項目で修正は必要ですし、ホントのホントの結果はこれからまだ……なのですが』
の、ホントのホントの結果の一部が出て参りました。

予想に反して、すっごく良い結果でした!!
「え?ちょっと待って?嘘!?」
とコメントしちゃうほどです。
出ないと思っていた特性がでました。それも、初期測定をした設備では、測定限界を超えているほどの値。
これから、モノ取り寄せて、こちらの実験室の高性能設備で測定しなおします(^^)
なんかもう、この一年半の苦労?が報われた感がすごくあります。

一方で、ちょっと気が抜けたような気がしたりも?
まあ、良い方向なので、このあとも頑張っていこうと思います。


ではでは、感想をどうぞ♪




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彩の国さいたま芸術劇場で行われた彩の国シェイクスピア・シリーズ第34弾「ヘンリー五世」を2月23日、24日と観てまいりました。
これで、2月9日、10日に続いて、合計4回観劇したことになります。
初演から2回目&3回目と、さいたま千穐楽とその前日を見たということで、ほぼ、さいたまでの最初と最後を見ることができた感じでしょうか。

座席は、左右、センター前後と、ほぼ劇場内満遍なく放浪したため、見える舞台の範囲、演者の向きによる見え方など、それぞれに異なるものが見えて、とても良かったです。
席によって観えるものが違うんだ、と改めて認識しました。
センター席はやっぱり良いし、センターに向けて舞台が構成されているのだな、と思います。
しかし!!センター前方は、桃李くんの息遣いが伝わり、表情も肉眼で見えるけど、見えないものもあるんですよね……
どの席も、それぞれに良し!
可能ならば、最初は俯瞰できる席で見て、舞台の全体像が把握できた後で、前の方でかぶりつき……とかが最高かな?


前回も書いたと思いますが、今回は、舞台美術、照明、音楽、衣装も、それはそれは素晴らしかった。
以下は、彩の国さいたま芸術劇場で4回観劇しての感想です。

全ては私の独断感想です。
また、ネタばれ満載ですので、お気をつけくださいませ。


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【音楽】

音楽は生演奏でした。
爆撃機や機関銃の音など録音もあったよう?でしたけれど、毎回のライブ感覚が良い。人が演奏している故なのか、臨場感がありました。
特に戦闘シーンは凄かった。大砲を撃った音、着弾の音、ウエールズ軍のロングボウ部隊の効果音。
そして、最も手に汗握ったのが??斬り合いの場面です。アニメのごときにヘンリー五世が刀を振るう度に刀の効果音?がしました。

あ、音と関係ないけど、にゃんか……にゃんかね(猫になって誤魔化す)、戦闘シーンは殿だった???
あい?居合っすか?……とか、ちょっと思った。
ヨーロッパの剣(つるぎ)の戦いっぽくなくて、日本刀の戦いのようでござった……あぅぅ、勘違いカモ……だけど。

それにしても、生演奏って贅沢だなあ……(^^)


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【照明】

照明は、複雑に操作され、プロジェクションマッピングみたいな使い方もありました。寒い雨のシーンとか、ね。
特にハルが一人悩むシーンでは、照明でハルの状況&心情を表していたと思います。
さいたま芸術劇場の大ホールに入った際に、
「なんだ?スモーク?煙ってますけど?」
と思ったのですが、まさしくスモークによるチンダル現象使いまくりの照明効果が素敵でした。
王の苦悩シーン直前に、客席にも涼しい風が吹いて来たのは、どうしてもそこでスモークたいて照明効果をMAXにしたかったのでしょうねぇ?
気象現象で言うところの「天使のはしご」に雁字搦めになるハル(ToT)
戦闘シーンで地面が血に塗れるシーンも、教会のステンドグラスも、照明効果だったと思います。
素敵でした♪


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【舞台美術&演劇構成】

さらに、さいたま芸術劇場の、他にはない奥行きと高さを活かした舞台構成。
(舞台の奥行きは、仙台イズミティ21と比較すると、さいたまは2倍あります。客席数はさいたまの方が半分だけど)

さて、どんな風に奥行きや高さを活かしていたか?
まず、舞台装置メイン「櫓(やぐら)」ですが、かなり奥行きあるもので、それを上手く使って舞台装置にしています。
特に、櫓の上と下の断絶感を、全編に渡り利用していました。
さらに、舞台全面と舞台半ばと舞台奥で、別のシーンを演じて、全てを一緒に観客に観せています。
あれは、あまり前方の席ではわかりにくいし、1回だけの観劇では気付きにくいだろうなあ。さいたま芸術劇場のセンター真ん中以降の席だと良く見えそう。

上記舞台構成を使ったシーンで、私がいいなと思ったところをいくつか。

まずは……
第二幕第四場:フランス、王宮。
フランス王、皇太子など、みなでイングランドを馬鹿にしている場面に、エクセター公爵が来て
「王は既にこの国に上陸しておいでです」
と言い、フランス王宮が恐怖に陥る場面で、そのフランス側心情を表すかのように、背後からイングランド軍の足音がひたひたと聞こえるかのように、いきなり王宮の背後上部が透けて、その向こう側に巨大なイングランド旗が大きくはためくのが見えるのです。
これは、奥行きのない舞台でもできるけど、奥行きある方が、効果は出ると思う。

また別の場面では……
第三幕第六場:ピカルディのイングランド軍陣営
舞台前面(下)で、ハル王子のかつての悪友が処刑されている情景を、舞台後方(櫓の上)から見て、激しく苦悩するヘンリー五世。
自ら下した裁定でかつての友が処刑されるシーン(かなりリアル)を、わざわざ見なくても、とも思いますが、あれは実際に見ていなくてもいい。ヘンリー五世が王のテントで想像している心象風景を可視化したと解釈してもいいでしょ?(見ているんだろうけれども)
これも、櫓の高さがあることにより、現実と王の気持ちとの乖離具合をひしひしと感じられて良かった。


さらに感動したのは(舞台構成という意味での感動です)……
第三幕第七場:アジンコート近くのフランス軍陣営
戦いの前夜(深夜)のシーン。
フランス軍の皇太子一派が、雨の中で野営しながらぶつくさ言っている場面を、シェイクスピアは記載しています。シェイクスピアが書いているのは、それだけです。
でも、舞台は違います。

舞台最前面に、天幕の中のフランス軍の皇太子一派。
舞台中ほどでは、イングランド軍の野営地で、疲れ果てて死んだように横たわる、ボロボロのイングランド兵士たち。
舞台奥の、イングランド野営地の櫓の上にはヘンリー五世が佇み(まるで別世界のような櫓上エリア)、自軍のボロボロになった兵士たちを見下ろし苦悩する。

皇太子一派が、イングランド軍をボロクソに貶しているのですが、それを言葉だけではなく、可視化している訳です。
しかし、ヘンリー側視点になってみれば、これは、ヘンリー五世の心象風景とも言えたりする?
明日の総攻撃を前にして、ヘンリーは様々なことを考えている訳ですよ。それもシリーズに考えているのではなく複層的に……だから、こういう表現。
きっとハルはこの時、気が狂いそうなくらいに(もっと言えば、全てを放り出したい気持ちもありで)悩んでいたのだろうな。
もう……もう殿にしか見えんわ……ORZ

こういう演出が随所にあり、わかりやすいし(大衆演劇ですから)、きゅんきゅんするし、頭をぐいと掴まれてユサユサされているような熱に浮かされるし、いいなあ、凄いなあと思いつつ、この舞台を隅々まで堪能するには、何回も場所を変えて観ないと全体把握ができないと感じました。
彩の国シェークスピアシリーズなので、「ヘンリー五世」も必ずブルーレイになると思いますが、それこそ、この複層的な舞台をどう映像にするのだろうと思ってしまいます。
ハルの繊細な表情の変化は、もちろんアップで映像化してほしい。でも……全体も見たいぞーー
それこそ、映像も複層化してほしいですね。通常バージョンと桃李くんアップバージョンと……


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あと、最後に、視覚的な複層とは関係ないけど、たいへん印象深いシーンがあります。

フランス姫君とヘンリー五世の結婚が決まり、めでたしめでたしで、皆が舞台を去っていくシーン。
その最後に、さいたま芸術劇場の奥行深い舞台の最奥で、ヘンリー五世がたった独り立ち止まり、遠い彼方から舞台(客席側)を振り返ります。既に舞台は暗転していて、その奥にヘンリーだけがぼうっと浮かび上がり、まるでヘンリーが幻影のように見えます。
そして、ヘンリーが振り向いて目を凝らした先(舞台最前)には、実は一足先に出てきたコーラスの吉田鋼太郎さんがいるのです。
二人は舞台上で遠く見つめあい、やがてヘンリーは納得したようにうっすら笑い(天体観察用の双眼鏡にて観察した結果)、舞台から消えていきます。コーラスの吉田鋼太郎さんは、そんなヘンリーに手を振ります。

物語の中で生きているのは、ヘンリー五世。
吉田鋼太郎さんは、コーラスだから、物語の中で生きているわけじゃない。
でも、ヘンリー五世がぼうっと幻影のようになると、反対に舞台の上で生きているのが、手前の吉田鋼太郎さんで、ヘンリー五世は亡霊のように見えてくる。

あの時のコーラスの吉田鋼太郎さんは、コーラスであり、吉田鋼太郎(前のフォルスタッフ演者)であり、みたいな、役割自体が複層化していたのかも。
そして、ヘンリー五世は、ヘンリー五世が消えて、あの時、そこにいたのはハル王子の幻影か?


これは、メタ演出なのだろうか?

なんとなく、本舞台の最初部分の演出である「ヘンリー四世」前回舞台のシーン再現(ハルの戴冠式)から環として繋がる、「フォルスタッフとハルの真実の別れ」のシーンのような気がしてしまいました。
そうすると、最後のフランス王宮シーンでヘンリー五世が白い服を着ているのも、フォルスタッフと抱き合い転げまわっていた頃のハル王子のあの純白の服とリンクしてきてしまいます。

あの最後のシーン、ヘンリー五世は、ハル王子としてフォルスタッフに最期の別れを告げたのでしょうか?

ヘンリー五世が、王としての責務を果たして生きていくためには、捨てざるを得なかった最悪の友人フォルスタッフ。
でも、懐かしくて堪らない、大好きな師匠?でもあるフォルスタッフ。
愛憎半ばの、処理しきれない感情。フォルスタッフがどこか恋しい。
そんな想いをいつまでも抱き続ける心弱きハル王子が、未だヘンリー五世の中に生息していました。
そのハル王子から、ヘンリー五世は脱却したのではないでしょうか?

昔の悪友たちは、ピストルを除くと、全て死んでしまいました。
ピストルも、もうヘンリー五世の目に留まる場所に出てくることはないでしょう。




「ヘンリー五世」は、全編、心の中のハル王子がいなくなるまでの、ヘンリー五世を描いた物語だったのでしょうか?
最後のシーンを見て、そう思ってしまいました。
ハル王子は今度こそ完全に息の根を止め、これから先はヘンリー五世のみが生きていく……のかな?

そんな感想を抱きました。



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それにしても、桃李くんの演技は凄かった!良かった!圧倒された!!
涙が出た(爺目線で……)

舞台が終わっても、舞台の熱量が冷めず、ずーっと熱に浮かされたような状態が、これほど続いた舞台を観たことがありません。
「娼年」も似た状況にはなりましたが、でも舞台が終わって、誰かとこれを語り合いたい!と思う舞台でした。
でも、今回は違ったんですよ。
「ただ黙って、この余韻に、この幸せな熱に、いつまでも浸っていたい」
こんな風に思った舞台は、そうそうありません。
ましてや、劇場から家に帰りついても、まだ幸せな余韻・熱に浮かされっぱなし。
何時間も、舞台を引きずるんです。

四回観て、四回ともそうだったのです。
四回目でも、家に帰りついても、誰とも口をききたくないほど、幸福な余韻の中にいることができたのです。

こんなの知らない!
こんなすごい舞台ない!?

本当に、素直にそう思いました。



桃李くんの初めての舞台から、出演する全ての舞台(朗読劇も含めて)を見てきましたけれど、
私が、桃李くんのトオリミチにしたい舞台は、つぎ5つです。

●銀英伝:ラインハルト
 トラウマになってしまった舞台なのでしょうけど、私は良かったと思います。
 役柄も衣装も、とても合っていたし。
 演出家交代でゴタゴタしていたから、初座長には辛かったんだよね〜(ToT)

●ヘンリー四世:ハル王子
 自分でも、トラウマ克服できた舞台とどこかで言ってますが、良かったです〜♪
 純白の衣装のハル王子。シルバーの甲冑に赤いマント?のハル王子。
 素敵すぎた。

●娼年:森中領
 これも良かったです……
 あんなことしているのに、無垢で上品なんだもの。

●マクガワン・トリロジー:ヴィクター・マクガワン
 ヘンリー五世の舞台の素晴らしさを予感させる、桃李くん出ずっぱりと大量のセリフ。
 その中にも、せつなさのある舞台。
 強さと儚さが混在するヴィクター、良かった(ToT)

●ヘンリー五世:ヘンリー五世


そして、日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞も獲れたし♪
最高だよ、桃李くん。
マネつぶ読むに、マネージャー様も、感激ひとしおのようですね。
どうぞ、これからも、ますます精進なさいますこと、願っております。


こうなると、本当に「居眠り磐音」が楽しみです。
早く見たーーい♪


おっと、その前に
仙台でのヘンリー五世、千穐楽おめでとうございます。
そして、大阪でのヘンリー五世が、またさらに素晴らしくなり、そして無事終わりますよう、祈っております。















◆◆  春愁 24 UP ◆◆ 2019.2.20.水 ◆◆




前回のお約束を、果たせてホッとしています。

「お話は必ず近々更新します……と誓ってみます A^^;)」
と言ってしまいましたからね。

久々に書いて、ここ二年くらい使っていなかった脳みそ使って、
なんだか知恵熱がでそうです(笑)
それでも書くと、書きたいことがどんどん出てきて、収拾がつかなくなりそう。

いろいろ書きたいのですが、ウィークデイということもあって時間がないです。
また、いつもと違う(前回UP時とも違う)パソコン使ったら、FFFTPのパスワードが何故か違った!?とか
いろいろありまして、とりあえず、本日はUPだけで………すみません。

丈瑠に不穏な動きが!?
次回、乞うご期待!
………とか、言っちゃって………次回も早めにUPしたいですけどね。














◆◆  シンケンジャー 10周年♪ ◆◆ 2019.2.17.日 ◆◆




お久しぶりでございます。
本当にいつもいつも言っていることで申し訳ありませんが
あまりのながのご無沙汰に、いろいろご心配して頂き、大変申し訳ございません m(__)m
みなさまのコメントは全て読ませて頂いております。
本当にコメント、ありがとうございます。大きな力になっております。
コメントへのお返事は、次回、静かな心で書かせて頂こうと思います。


さて、シンケンジャー10周年……嬉しい「いろいろ」がありすぎて
お話の更新もできていないのに、我慢できずに出てきてしまいました。


あまりに長い雑記なので、以下のような順番でお話して……と目次つけてみたり。
すんません、ホント m(__)m


■更新できなかった言い訳
■シンケンジャー10周年♪
■スーパー戦隊 最強バトル
■舞台感想:ヘンリー五世(ネタばれ有)


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■更新できなかった言い訳


とりあえず、言い訳から……

前回更新したのが、2017年の年明けでした。
仕事で、自分が担当する開発プロジェクトに終わりが見え始めた時期でした。
さらに自分の中では、その開発後半二年が、仕事人生の停滞時期(意味わかんね?)だな〜と感じてしまい、なんとなく空しかったあの頃。
でも、開発もあと少し……と終わりが見えていたので、まあ、いいや。また心機一転、頑張ろ〜とか考えていました。(遠い目……)

それでそのあと、どうなったかと言いますと……
予想通り、開発は無事?に完了し、あとは、ちまちま設計基準や仕様書なんぞを書いて、開発の後始末していたのです。
プチ余裕をかましていたら、それを見透かされたのか(誰に?)、2017年半ばに、早々に次の開発プロジェクトにぶち込まれました。

それも、すでにスケジュールが一年遅れているプロジェクト。
挙句に、私が担当するエリアは、既存メンバー尻込み状態というもの……(ToT)
「え?後から来た私が、一番面倒で難しくて期間が掛かりそうで、さらに一番スケジュール遅れている所を担当するって、どういうこと!?」
と、何度も声高に主張するも、聞き入れてもらえず(交代メンバーがどこにもいないから、仕方ないのだけど) ORZ

それで、どうなったかというと、その日から、一週間おきに出張、その合間に別の場所に出張と、出張三昧の生活になりましたとさ……


そうなんです。
ここ一年半、殆ど家にいなかったんですね。(週末は自宅にいましたが)
毎週月曜日に、出張先に向けて旅立ち、週末に帰宅するという過酷な日々でした。
「ホームレスみたいなんですけど」と何度、上司に苦情を言ったか。
ビジネスホテルを渡り歩いているんだから、ホームレス、正解でしょ?

しかし、プロジェクトぶち込まれてほぼ一年目、昨年の夏前くらいですか。
本当に、孤軍奮闘状態だった(誰も助けてくれないし、そもそも誰も問題を理解してない)上に、進捗がなかなか見えてこない部分が続いていたこともあってか。
さらにビジネスホテル生活が、心身を蝕んだのか!?
今まで経験したことのない、ある意味、驚きの身体症状がいくつか出てきました。
「メンタル最強」と言われている自分でしたが(上司はそう言って、私の訴えを退けてきた)、これはさすがに「やばいかも」と自分でも感じました。

病院とか診療所とか、いくつか巡りましたが、それらでお医者さんが口を揃えて言うのは
「かなりお疲れのようですね。ゆっくり寝ましょう」
「これはストレスですね〜。肉体的に治すところないんですよね。心身リフレッシュしてください」
「ストレスのない生活してください。あ、仕事じゃ無理ですか〜。う〜ん睡眠時間増やしましょうか」
「とりあえず、ゆっくり寝てください。何でも、寝るのが一番なんですよ」
でした。

結構、驚きました。
なぜ、全然ちがう病院の先生が(それも診療科もみんな違うのに)、口を揃えて同じこと言ってるんだか!?
別に不眠を訴えてもいないし、寝る時間短いとか言ってないんだけど……??
歯医者以外は、ここ何年も病院とか行ったことなかったので、もしかしたら、こういう風に言うのが、最近の流行りなの?
それで、出してくれる薬ですが、「なかった」です!!!

まあ、「寝てください」が先生の言いたいことならば、幸いなことに、ベッドに入ったらほぼ即座に気を失う生活なので、寝るのに薬はいらないけどね。
つまり、寝てはいるんですよね。寝てない訳じゃない。
ただ、寝ても考えているけどね、仕事のこと。
というか、仕事のアイデア、寝てる間に考えて、次の日実行しているかも?


ここまで読むと、わかって頂けたかも知れないですが
全身全霊!?を込めて仕事をしていたため(半分は嘘です)
私の脳のクリエイティブな領域は、全て仕事に費やしていたのです。
食事をしても、お風呂に入っていても、掃除をしていても、洗い物をしていても
「あそこはこうした方がうまくいくか」
「こちらは、こんな実験をして、良い結果が出た方を採用しよう」
とか、もうずっと、それしか考えていない、ある意味では充実した!?ある意味では究極に空しい一年半でした……

だから、お話、全く書けませんでした。
お話を書く代わりに、仕事で創作していました。

楽しくはないですが、まあ、クリエイティブな日々ではあったみたいです。

以上が言い訳です。
それで今はですね。上記開発の一次結果がでまして、かなり良いカンジだったんです。
もちろん、殆どの項目で修正は必要ですし、ホントのホントの結果はこれからまだ……なのですが、とりあえず苦労は報われたかも?

そんな訳で、気持ちは雪解け、春の気配♪です。空振りでないことを祈りつつ、お話は必ず近々更新します……と誓ってみます A^^;)


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■シンケンジャー10周年♪


シンケンジャーが初めて放送されてから、2/15で10周年だったそうです♪
いや、自分はすっかり忘れておりましたが、桃李くんのマネ様のコメントをメールで読んで思い出しましたよ(^^)
さすが!マネ様!!何が桃李くんの原点か、判っていらっしゃる。

桃李くんもツイートしてるし♪
舞台で心身の限界に挑んでいる最中でしょうに、ありがとうございます m(__)m





さらに、シンケンジャー十周年を記念してバンダイが発売したのは……
あまりに長い前振り付き(下のリンクから行けば納得)の
【プレミアムバンダイ限定】侍戦隊シンケンジャー 極付粋Tシャツ……
「2009年2月15日の放映開始から十年。
 全ての侍戦隊ファンに着て欲しいTシャツです。存在感が強すぎて逆にTPO御免の侍Tシャツです。」

【プレミアムバンダイ限定】侍戦隊シンケンジャー 極付粋Tシャツ

うん……ホント、コメント通りのTPO御免だね(ToT)

これ……これ……欲しい(ホントに欲しい?)けど……寝間着にするしかない!?
それに、ちょっ……ちょっと高い……よね!!
ヘンリー五世の長袖Tシャツだって3500円なのに……あ、でも受注生産だし?仕方ない?
買わなきゃ、シンケンジャーファンを標榜しているのに、自分、情けない!?
あーーーどうしよう!?ドウコク、いや違った、慟哭しちゃうわ♪(こんなことで!?)


それにしても、あっちでもこっちでも■シンケンジャー十周年■と祝って貰えて♪
ホント、嬉しいです(^^)/
ファン冥利につきます!




そういえば、全然関係ないけど……
靖子にゃん脚本アニメ「どろろ」おもしろいです♪絵もいいし(^^)
とーっても古いけど、深夜放送していた「仮面ライダーアマゾンズ」も面白い(グロいけど)らしい。
私はまだ見ていないのですが、Amazon プライム・ビデオで観た息子の情報。
「小林靖子脚本だぜ。好きなんだろ、見れば?靖子っぽい展開になってるし……」
……って、何?靖子っぽい展開って??? ドキドキ A^^;)
それで、Amazon プライム・ビデオって、どうやって観ればいいの?あなたの部屋のパソコンで見せてくれるの?
……というところで、進展せずに、まだ見ていません……(TOT)
息子は大学の体育会部活が忙しくて、今は長期合宿中。
残りの日々はバイトに勤しんでおり、なかなか見せてくれないのでした ORZ


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■スーパー戦隊 最強バトル


4週連続スペシャル「スーパー戦隊 最強バトル」
本日朝9:30より放送でした!!!!



みましたか!?
観ましたよね!!!!!



シンケンレッド〜〜!!!!
シンケンレッド〜〜!!!!
シンケンレッド〜〜!!!!


えええ〜!?
シンケンレッドの姿しかないけど、シンケンレッドだけじゃないのね〜〜
ちゃんと志葉丈瑠なのね!!!
眩しい〜

と、殿、殿〜〜〜〜!!!!!
な、涙がでてしまう〜!?
(声はね、なんか違ったかも?昔の音声使って欲しかった)



そして、これです!!!
これなんだよ!!!

ちょっと画像が判りにくいかも……ですみませんが……

あうあうあう……ORZ(泣いてます)
ああ、私が求めていたのは、こういうものなんです。

さすが、東映さまなのですよ。
判っていらっしゃるのですよ!!!
(トクサツガガガみたいですね。トクサツガガガは昔からマンガで読んでたしドラマも見てますよ)
そして、もうホントに素晴らしい監督さま&アクション監督さまなのですよ(叫び)
(今度こそ、本当にドウコク、じゃなくて慟哭)

何が判ってて、何が素晴らしいかって?
殿の、殿の、あのお得意の背中で受ける技……早々にやってくれて……
みんな、みんなちゃんと覚えているのね!?
十年もたつのに!!!
殿の技〜〜!!!

こ、これが言いたくて……(ToT)
雑記書いてます……
あ、この場面で流れていた曲もシンケンジャーでしたよ!!

なんかね、愛を感じるんです。
東映さまの、関係者さまの、シンケンジャーというか、シンケンレッドへの『愛』を〜〜〜!
(流ノ介が叫んでいると思ってください)
そして、仕事で制作しているだけではない、篤い想いと長い伝統、神経が隅々まで行き届いている丁寧な仕事を!感じてしまうのです。
ああ、私ももっと仕事への姿勢を見習わねば、もっと仕事のできに執着心を持たねば……
と本当にしみじみと教えてもらっていますm(__)m


東映さまのコメントを一部抜粋で借りてきました。
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坂本監督こだわりの演出&アクション

今回スペシャル企画にふさわしい、随所に監督のこだわりの演出が入っております。
40年以上続いてきたスーパー戦隊の歴史や個性豊かなキャラクターを走馬灯のように見ることができると思います。
各キャラクターのアクションや必殺技についても当時の設定をそのままに、
よりパワフルでかっこ良くリアルなアクションと合成を交え映像表現されているのも見どころです。
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本当におっしゃる通りです。
当時の設定そのまま、よりパワフルでかっこ良くリアルなアクションです〜!!



そして、そして……


これ!!

うわぁぁぁぁぁあああああああ〜
烈火大斬刀〜〜〜

何年振りなんだろうか!?
殿の、シンケンレッドの立ち回りの新作を見たのは……

ああ、嫌な予感がして、違った……素晴らしい予感がして、リアルタイム視聴して良かった(ToT)
殿、殿、との〜〜〜(突っ伏して泣く)
素晴らしい雄姿を、ありがとうございました〜
トーナメント勝ち進んだから、次のバトルにも出るのかな?
また、お姿みれるのでしょうか〜〜〜
観たいです〜〜




いやあ、自分、うざいですね。すみません。
でも、これが言いたくて、書きたくて、いきなり更新してしまいました。
お話かいてもいないくせに ORZ

やはりね、新しいエナジー貰えないと、なかなか……なのかも知れない……ですね。(また言い訳)

うん、決心しました。
TPO御免のTシャツ、買いますわ。
やはり、祭りは踊らねば、です♪

みなさんも、シンケンジャー十周年、盛り上げましょう♪(どうやって?)


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■舞台感想:ヘンリー五世(ネタばれ有)


いつもながら、たけちん様が取ってくださるチケットで行ってまいりました。
今回は、いつもよりかなり競争率が激しかったようで、トプコ先行だけでは足らず、
さいたま芸術劇場の方からもチケット取って頂くという、いつもおんぶにだっこですみません、ありがとうございます m(__)m

それで、4回分チケット取って頂けました。
2回観劇終わりまして、あと、千穐楽とその前日、観に行く予定です。
千穐楽終わったら、総合感想書こうと思っていますので、今は途中経過感想ということで、手短にします。
(全然。手短になりませんでした)
ネタばれ有りですので、お気を付けください。


六年前の桃李くんの舞台、「ヘンリー四世」の演出から繋がるような演出になっています。
舞台が時空を飛び回るので、吉田鋼太郎さんの口上(コーラス)を聴いていないと、時間流の渦に流されちゃうかもです。
それを防ぐには、やはり「ヘンリー五世」の予習が必要でしょう。
松岡和子先生の「ヘンリー五世」を基に舞台ができていますから、それを読んでいくと分かりやすさは抜群です。

音楽や効果音は、生演奏。
これがまた良かったです。1回目見たときは生演奏と気づかなくて、ただ迫力ある音だなあと思っていました。
そして、背景、セット、照明も、素晴らしかった。
特に、戦場での雨のシーン……本当に寒くて暗くて……辛くなった。
衣装がまた良い!
どの人のも好いけれど、とくかく、ヘンリー五世の衣装が素敵♪
マントひらひらだけど、クールでカッコいい。
ちょっとメタルロックみたいな?

ハル以外で私の一押しは、河内大和さんのフルエリンです。
良かったです♪
実直で、王にも忠実で、清廉潔白で、信仰心に篤い?

あとはエクセター公爵(叔父上)
いや、なんか、ハルがね、この人には気を許しているようでして、抱き合って喜んだり(多分?)
まるで丈瑠と爺のようでしたので……
ああ、こんな敵と味方が王宮内にも入り乱れる時でも、叔父上だけは信じていられるのね♪みたいな?


それで、桃李くんのヘンリー五世ですが。
とにかく、カッコいいし、気品はあるし、美しいし、衣装が似合いすぎているし、声も通る。
シェイクスピア劇とは思えないほど、セリフが自分のものになっているので、聴きやすいし、納得できる。
王としての、そのまえの人としての葛藤、悩み、苦しみ、迷い、全てを余すことなく表現できていたし
それがこちらにちゃんと伝わってくる。
寒さに(心も)凍えるハルを見ていると、こちらもゾクゾクとしてきたし、
双眼鏡で表情をガン見していたら、その表情豊かさに、涙出て来た。
もちろん戦闘シーンもカッコ良かった♪

ヘンリー五世は独白が多いので、セリフ量はすごかったデス。
でも、それが退屈ではない。ひとこと、ひとことが、こちらの心情に迫ってくる。
怒鳴っていないのに、劇場中にヘンリー五世の声が染み渡る。ハルの声に感情が載せられて、観客一人一人に届く。
この舞台に臨むに際して、桃李くんがどれだけ頑張ったのかと思うと、
ヘンリー五世がこんなにも辛いのに耐えて独り立っているのかと思うと
それだけで、爺も叔父上も目頭が熱くなるってものですわ。


自分が心に残ったシーンはいっぱいあるのですが、ひとつだけ選べと言われれば、次になります。


★第四幕第一場 アジンコートのイングランド軍陣営

 ここの最後の場面
 フランス軍との戦闘前夜。その深夜にハルは、王の取り巻きから離れて一人、闇の中に佇む。
 (そこまで来るのに、いろいろあったりするのだが)
 暗闇で雨に打たれながら(あれ?打たれていたよね?)
 自分の運命を呪い、苦しみ、迷い、嘆き、さらに自らを憐れんで愚痴をこぼし……
 ヘンリー五世ではなく、ハルは雨の中で慟哭する。
 しかし、部下が現れた途端、その弱き心をさっと隠し、ヘンリー五世に戻る。強き王を装う。
 たった今まで弱気の塊だったのに、戦闘のために部下を招集するよう伝える。
 それでも、その心は未だ弱く迷いの中にいるハルのままなのに……

 あああ……まるで丈瑠にしか見えないけど……見えないけど……(ToT)
 シンケンジャー第五幕ですか!?第五幕の丈瑠ですか!?


さらにどうしても言いたい、これに続くもうひとつの場面。

★第四幕第三場 イングランド軍の陣営

 フランス軍に対する総攻撃を前にして、ウェスモランド伯爵が「援軍欲しいなあ」と呟いたところ
(イングランド軍は人数的にも、兵士の元気度的にも圧倒的に劣勢なので、気持ちはよーく判る)
 馬で敵陣視察に行っていたハルが丁度帰ってきて、それを聞いてしまい、みなを叱咤激励する場面。
 いわゆる、「聖クリスピンの祭日の演説」の部分。
 「今日ここで戦う勇気のない者には帰国を許す。
  通行および乗船の許可証を出し、財布には旅費も入れてやる。
  余は、戦友として共に死ぬのを恐れるような、そんな男と一緒に死にたくない。」

 ……か、カッコいい。カッコ良すぎる(ToT)
 これは、例えれば、シンケンジャー第二幕ですかね。

 そして、演説後に、ウェスモランド伯爵が兵士たちに向かって
「この期に及んでまだ心の決まらぬものは死ね!」(は?何か違いませんか?)
 と言うのを聞いて
「イングランドからの援軍は望まないのだな?云々」
 と伯爵をからかい、最後に
「諸卿、持ち場は分かっているな。武運長久を祈る!」
 で終わる。

うん、第二幕でも、シンケンジャー最終の三幕分でもいいかな。


 この場面は、シェイクスピア作品としても超有名な場面です。
 演劇としての「ヘンリー五世」のまさに見せ場です。
 しかし、今回の演出では、この 「聖クリスピンの祭日の演説」は、かなり端折られています。
 というか、その名の「聖クリスピンの祭日」部分こそがなくなっているのです。
 このため、シェイクスピア作品に造詣が深い人たちらは、この端折りは不評のようです。
 端折られた理由はいろいろあって、どこかで吉田鋼太郎さんが自身で解説していたように思うのですが
 そもそも「聖クリスピンの祭日」と言われても、何のことだか観客は理解していない。
 つまり、日本の観客には馴染まない部分をこそげ落とした、ということらしいです。

 なるほど。確かにそこがなくても、全体の流れはだいたいは理解できるよね……と、私も思いつつも
 今回の桃李くんの素晴らしさを見るにつけ、あれだけできるのだったら、
 そこも全部演じて欲しかった、聴きたかった、観たかった……と、
 最後の第五幕第二話短くしてもいいから……とか、思ってしまうのでした。

 でも、演出は毎回進化しているというので、もしかしたら、全部演る回も、いつか出てきたりして!?
 おおいに期待しています♪


いままで、桃李くんの舞台や映画などを見て、文句も多かった私ですが、
昨夏のマクガワン・トリロジー辺りからそれがなくなってきて
今回は、桃李くんに対しては、今の時点だったら、もう満点以上をあげたい気分です。

桃李くん、こんなに進化しちゃって……
ある意味、ひとつの頂点というか、数学的には極点に来たかなあという感じ。
極点ならば、また別の極点があるから、まだまだ進化できるよね。

でも、ここまで来てしまうと、進化するに足る役を頂かないと、次の極点を目指すのも難しいだろうなあ。
いわゆる、進化するには役不足(本来の意味通りの)ばかり……ということになるでしょうか。
進化するには、負荷、ストレスが必要で、今の実力以上を求められる役が来ないと進化のしようもない。
まあ、頂ける役を地味に真摯にこなし続けるのも、無駄にはなりますまい。

そんなところまで、殿は来られてしまったのか……よよよっ(爺泣き崩れる)

そして、桃李くんとヘンリー五世を見て、東映さまへと同じ感慨を抱く。
私ももっと頑張らねば!!
もっともっと必死に真摯に、自らのやるべきことに向き合って、生きねば!
(全然できてないから、なおさらそう思う)



さて、本当は昨夏の「マクガワン・トリロジー」についても感想書きたかったのですが、それはまたの機会にします。
では、また近いうちにお会いできることを祈って、失礼します。


(これも毎度言っていますが、サイトUPのパスワード思い出せるだろうか…… ORZ)

















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